3月頭から突然休校になり、長い長い春休みでしたね。

倉敷市では学校が始まったものの、隔日で登校するようになり、まだまだ保護者の皆さんは落ち着かないことと思います。

いつもの平穏な日常が戻ってくるのはいつ頃になるのでしょうか。検討もつかない、今日この頃です。

さて、うちの法人は引っ越しの関係でもともと4月は1カ月間お休みすることにしていました。

ところが新型コロナ・ウイルスの関係で、3月に2週間も突然休むことになり、当初の予定よりも長く、皆さんとお会いできない状況になっています。

普通の時ならば、5月になればまた開くから待ってね、とお願いするところなのですが、突然始まった長い長い春休みと、今まだ日常に戻らない新学期の始まりとで、皆さんのストレスはピークに達しかけているのではないかと思います。

保護者の皆さんの状況について聞いたアンケートでも悲痛な声がいくつも聞こえてきました。

子どもに感情的に怒鳴ったり、叩いたりしてしまっている人が多くいらっしゃるようで、それほどに追い詰められ、しんどいのだろうと思うと、私たちも胸が痛いです。

アンケートのなかで「どんな支援が欲しいか」という問いに対し、皆さんが、子どもの預かりの次に求めてらっしゃるのが「誰かと話したい」でした。私たちの法人は、そこに応えていくことがやはり、求められているのだろうと思います。

そこで、本来ならば4月は特に何かする予定ではなかったのですが、このストレスが高まっている今こそ、少しでも何か対応をするべきと思いましたので、以下のプランを立てました。

①4月10日より、LINE相談を開始します。時間は、ひとまず10時~21時で。様子を見て時間帯は変更するかもしれません。

皆さんからメッセージをいただいたら、なるべく早くお答えするようにしますが、時には少しレスポンスが遅くなってしまうこともあるかもしれません。でも必ずお返事しますので、お待ちくださいね。

②4月20日より、電話相談を開始します。とりあえず086-431-1651番号で10時~17時でお受けしようと思います。もし今後、資金が確保できた場合は法人携帯を購入し、そちらを相談専用電話にしたいと思いますが、当面は法人の電話で対応いたします。

③4月25日14時より、以前よりご案内していましたオンライン・フォーラムを開催します。主な登壇者は神原咲子先生と安藤の二人ですが、zoomを使うため、各地の専門家にも参加していただけそうです。この詳細は別途、告知しますので、もうしばらくお待ちください。

④ゴールデンウィーク明け7日より、「保護者の居場所うさぎカフェ」を再開予定ですが、現在の状況を鑑みて、当面、以下のような形態を取ろうと考えています。

  • 火曜日…予約優先の午前午後、完全入替制です。基本、あらかじめご予約いただいた方だけが午前(10時~12時30分)4名、午後(12時30分~15時)4名入っていただける形にしようと思います。人口密度を下げるためです。洋室に2名、和室に2名の想定です。スタッフは全員マスクをつけますが、お客様にも、お話するときにはマスクをつけていただきますよう、これは決まりとさせていただきます。こまめな換気と、お客様・スタッフ共に、こまめな手指消毒、室内設備(ドアノブやトイレなど)のこまめな消毒を実施します。ランチは、ご予約時に希望のあった方にはご用意できます。スイーツは2、3種類はお出しできるようにしたいと思っています。

  • 金曜日…外にターフを張り、アウトドア用テーブルと椅子を外に置いて「縁側カフェ」を実施します。室内には基本、入れませんが、予約なしで来ていただいて大丈夫です。ただしこの場合も、近い距離でお話しないよう、お互いに距離を取りながらご利用くださるよう、お願いいたします。お出しするものはバターもちやおやき、アイス最中などの軽食と、各種飲み物になる予定です。雨天の場合は中止となります。

上記、①~③については必ず実行しますが、④については暫定的なプランとお考え下さい。

状況によって、まだどうなるかわかりません。これ以上、ウイルス感染状況が悪化するようであれば、④のような特殊な形態のうさぎカフェの開催も、中止の判断をするかもしれません。

プランの変更については逐次、ホームページ、Facebook、LINEで発表いたしますので、情報にご注意ください。

本来ならば、以前の通りのうさぎカフェを、新しく移転した場所で、やりたいです。

しかし、現状では、不自由な方法を取らざるを得ません。

つらいですが、どうか皆さん、この災禍を乗り越えるまでの間と思って、しばらくは不自由な状況を、我慢していただくようお願いいたします。

この状況の中の最善手とは言わないまでも、ベターな選択はなんなのかを常に探りながら、やり方を調整していきます。

皆さんのストレスがこれ以上放置されないように、なんとか、なんとか!考えて行きたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いします。