【講演報告】草の根講座「“困った子”が増えたのか、“困っている親”が増えたのか」
2026/06/12
12月11日、高梁川流域障がい児保護者支援事業「草の根講座」の一環として、倉敷ロータリークラブにて講演の機会をいただきました。
当日は、地域を支える企業の経営者や役員の皆さまなど、約60名の方々にご参加いただきました。
講師を務めた当法人理事長の安藤希代子は、
「“困った子”が増えたのか、“困っている親”が増えたのか ― 親支援14年の現場から」
をテーマに、障がいのある子どもや発達に特性のある子どもを育てる保護者が、日々どのような悩みや不安を抱えながら生活しているのかについてお話ししました。
「発達障害」という言葉が広まった今だからこそ
近年、「発達障害」という言葉は広く知られるようになりました。
一方で、子育ての難しさや子どもの行動の理由を説明する言葉として、安易に使われる場面も増えています。
しかし、私たちが日々の相談現場で出会うのは、診断名だけでは説明できない、一人ひとり異なる子どもたちと、その子どもを支えながら悩み、葛藤し、懸命に子育てを続けている保護者の姿です。
講演では、14年間にわたり保護者支援に取り組んできた現場で見えてきた課題や、保護者支援がなぜ必要なのかについてお伝えしました。
子どもを支えるためには、保護者支援が欠かせない
子どもの支援というと、どうしても子ども本人への支援に目が向きがちです。
しかし、子どもが安心して成長していくためには、その子どもを日々支えている保護者が孤立せず、相談できる環境や理解者とつながれることがとても大切です。
保護者が安心できることで、子どもも安心できる。
私たちは日々の活動を通じて、そのことを強く実感しています。
地域の理解が支援の輪を広げる
講演後には、多くの参加者の皆さまからお声かけをいただきました。
「初めて知ることが多かった」
「保護者支援の大切さがよく分かった」
「地域として何ができるか考えたい」
といった感想もいただき、保護者支援の必要性を地域の皆さまに知っていただく貴重な機会となりました。
高梁川流域障がい児保護者支援事業では、今後もこうした草の根講座を通して、障がいのある子どもやその家族を取り巻く現状を広く知っていただき、地域全体で支え合える社会づくりを目指していきます。
倉敷ロータリークラブの皆さま、このたびは貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
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